前回、椎間板ヘルニアについて書きましたが、今回はその椎間板について。
背骨のひとつひとつの骨の間にあるのが、椎間板です。
ゼリー状の物質で、弾力があるので(外側は硬く、中はゲル状成分)クッションの働きがあると聞いたことがある方もいると思います。中の大部分は水分です。
この、椎間板はただのクッションではありません、ちゃんと栄養供給しています。
では、どうやって?
それは、圧力によってです。
椎間板に持続的な圧力が加わると、椎間板の中から水分が出ていきます。
そして、逆に圧力が減ると、椎間板の内部に水分が流れ込むのです。
まるでスポンジのようですね。
水を含んだ状態にスポンジを手でぐっと絞ると、水分がどっと中から流れ出ますし、その状態から水につけて絞った手の力を抜くと、ぐっとスポンジに水分が吸収されます。
椎間板には、血液が通っていませんので、このように水分が入れ替わることで、中に酸素や栄養素が行き渡り、また中の老廃物がでているのです。
まるで、呼吸をしているようですね。
年を取っていくと、徐々に椎間板の水分が抜けていきます。
また、椎間板ヘルニアなど椎間板に長期的な負荷をかけ続けていると、その椎間板の水分が徐々に抜けてきます。
これは、MRIでなくても、レントゲンをみればわかります。
体重60キロの人が中腰になると、椎間板には約150キロもの圧力がかかるそうです。
以前も書きましたが、座っていても常に椎間板には負荷がかかっています。⇒「姿勢による椎間板への圧」
椎間板に過度な負荷をかけないようにするのは、まず姿勢が大切です。
同じ姿勢を続けないように努めて、身体をこまめに動かし、椎間板への圧力をかけて(水分流出)は休め(水分吸収)、そして水分をしっかりとって循環させる。
つまり動いてることが大切、同じ姿勢で居続けることは椎間板の代謝を促せず、栄養供給されません。
そして、おなか周りの筋肉も鍛えると、筋肉を引き締めることで腹圧が高まり、椎間板への負荷を減らすこともできます。
このように椎間板を健康に保つことで、将来のヘルニアを予防するはもちろん、年をとっても身長が異常に縮んだりすることも予防できますね。
当院では、椎間板ヘルニアを含め多くの腰痛の方が改善されています。
また、ついでに姿勢もよくなり、以前より健康になっている方がたくさんおられます。
それは、
カイロプラクティックにより背骨のズレを正すことで、椎間板への圧がより均等になります。
同時に、神経の圧迫を取り除き、背骨が矯正されることで、姿勢も徐々によくなっていきます。
当院では、その後の予防も一緒に行っていきますので、長期的なサポートまでしております。
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