米国におけるカイロ

アメリカでは、子供から年配者まで幅広い世代がカイロプラクティックに通われるのが一般的です。

国民健康調査（NHIS）では、成人（1800万人以上）および小児（200万人以上）が過去12カ月間にカイロプラクティックによる矯正を受けていました。

また、2002年のNHISのデータを基に背部痛に対する補完療法の利用について分析した結果、カイロプラクティックの利用した割合が圧倒的に多いことが明らかになったそうです。

背部痛の治療に補完医療を利用した調査回答者のうち74%（米国人約400万人）がカイロプラクティックを利用しており、そのうちの66%が、施術によって「大きな効果」が得られたと回答しています。

日本では誰でもカイロプラクティック治療院を開業できますが、アメリカでは政府認定の大学を卒業し（ドクター修得）、国家試験に合格したら免許が与えられ、その後ようやく開業することができます。

また、アメリカではレントゲン撮影と診断が許可されており、より正確な診断や治療をみなさまに提供することができます。

そのため、健康保険、労働災害保険や交通事故などの自動車保険の適応にもなっています。

つまり、保険がきく治療（カイロプラクティック）というのは、社会的にも保険会社的にも最適な治療、医療行為と認識されています。